ヘルスケアmarkeyscoffee

運動と食事でアルツハイマー予防。

運動と健康食事と健康

日本は、人口の4人に1人が65歳以上の超高齢化社会を迎えています。急速な高齢化により、認知症の一種であるアルツハイマーを患う人も年々増加しており、現在では認知症患者の半数以上を占めるまでになっています。この病気の原因はまだはっきりと解明されておらず、明確な治療法も確立されていません。

さらに、この病気の大きな特徴として、「進行性」であることが挙げられ、はじめは人や物の名前が思い出せなくなる、といった軽い記憶障害から始まり、やがて記憶だけでなく身体機能や判断機能も低下していきます。日常生活に支障をきたす場合も多く、人格が急激に変化したり、徘徊行動などの深刻な症状も引き起こします。そのため、高齢者になってからこの病気を患わないために、しっかりと予防策を講じる必要があります。

この病気を防ぐことが出来る方法の一つが「運動」です。ただがむしゃらに激しく運動するよりも、ウォーキングや軽いジョギング、サイクリングなどの有酸素運動を30分程度、週3回から4回程度行った方が効果が出やすくなります。いやいやではなく、楽しみながら運動するとよりいっそうの効果が得られます。また、食事の面では、ビタミンEとCをたっぷり含んだ食品を取ること、塩分や動物性脂肪の摂取を控えること、良質なタンパク質を多く摂ることが効果的とされています。